年代別『ファッション族』物語:暴走族の元祖
日本でそもそも「◯◯族」という言葉が使われた最初は、1948(昭和23)年の「斜陽族」からだという。太宰治の小説『斜陽』(1947年12月刊)から出たもので、第2次世界大戦後に没落した上流階級の人たちをそう呼んでおり、こ […]
50〜60年代に流行したスーツ・スタイル:ロング・ダブルと呼ばれる英国調スーツ
スーツのスタイルは1950年(昭和25)年を機に、それまでのやたらと男性らしさを誇張するボールドルックから、自然体であることを強調するナチュラル。ルックへと変化を見せるようになる。それは戦後の混乱がようやく終わりを告げ新 […]
昨日と今日の男の博物誌:サム・シェパード(1)
男子專科 1986年2月号 NO.263 より サム・シェパード(アメリカ:劇作家・俳優:1943~)-1 天才?不満足が少し深いだけさ。 途方もない男がいるもんだな。 映画『ライト・スタッフ』で不死身のテスト・パイロッ […]
50〜60年代に流行したスーツ・スタイル:ブルースーツに茶色の靴
スーツのスタイルは1950年(昭和25)年を機に、それまでのやたらと男性らしさを誇張するボールドルックから、自然体であることを強調するナチュラル。ルックへと変化を見せるようになる。それは戦後の混乱がようやく終わりを告げ新 […]
DANSEN(月刊 男子専科)No.282 (1987年(昭和62年)9月発行)デジタル
DANSEN(月刊 男子専科)No.282 (1987年(昭和62年)9月発行)デジタル ISSEY ニューヨークの肖像 ジェフリー・メッツナー / 特集 ニュー・コンサバティブ・コーディネーション / 特集 AUTUM […]
DANSEN FASHION 哲学 No.50 黒川紀章:個と集団の狭間から(5)
個と集団の調和が私に課せられたテーマ・・・2 このような限定の思想を盛り込んだ作品を最近次々に手がけてきました。たとえば、福岡銀行本店ビル、日本赤十字社本社ビル、ビッグボックスといった作品群のなかに、従来の「カプセル志向 […]
50〜60年代に流行したジャケット・スタイル:基本3色のコーディネーション
現代のファッションだったら、おそらく<ジャケット&パンツ>と呼ぶことだろうが、1950年代当時はもっぱら<替え上着と替えズボン>の時代であった。まさしく替え上着というにふさわしいツイードや大格柄のスポーツジャケットにフラ […]
1920年代/ファション小説『モボの統領/モガの女将』
あっ、活動写真館のベルが鳴り出したようですゾ。みなさん、さあ、開幕、開幕! 第一部 青春疾風篇 第一章 魔都、東京 進治郎は、尾張町交差点(銀座四丁目)の角に建つカフェー・ライオン三階の窓際に座り、銀座の街並みを見下ろし […]
50〜60年代に流行したニット&シャツ・スタイル:ニット・シャツの配色
1950年代の日本の男たちの服装には、ファッションという概念はまだなかった。ましてやカジュアル・ウエアなどという概念はまったく見当たらず、せいぜいスポーツウエアという考え方しか存在していなかた。そうしたおしゃれを代表する […]
服装スタイルの「謎・不思議」: 皇室の方が礼服につけるタスキは何というの?
皇室の方が礼服につけるタスキは何というの? ファッションについては大概のことは知っているつもりだが、それでもどうしてもわからないことは多い。たとえば「リゾート着はなぜ派手なプリント柄が多いの?」と問われても、リゾートウエ […]